小さな植林隊
活動報告 2018年(平成30年) 8月27日(火)
インドネシア ボルネオ島 植林 アブラヤシプランテーション視察 プラスチックごみの状況 その3
夜が明けて朝ごはん。 宿泊先のお宅の様子を紹介します。 四角い箱の中に雨水と桶が入っています。 マンディは、手前の空いている空間で体を洗い、桶で水を汲んで流します。 トイレに流す水も、同じく四角い箱の中の水を桶で汲んで流します。 普通、トイレットペーパーはないのが一般的ですが、こちらのお宅にはありました。 床もコンクリ敷きで便座は洋風、他の家と比べてきれいな感じでした。 テラスの様になっており、食器などを洗った水は、そのまま板の床を抜けて、地面に流れます。 とても大きな鍋(直径50cm以上)もありました。 マンディ用の水と、料理で使う水は雨水を利用しており、 家の外に大きな雨水タンクが2台設置されていました。雨水はこちらでは大変貴重です。 ちなみに家によっては、マンディの水は、川の水を汲んで利用しているところもあります。 朝7時30分に船着場集合でしたので、歯磨きを済ませて家を出発。
さて話を戻し、朝の船着場で集合した後は、船に乗って川を下ります。 とても堅く、水にも強いため桟橋の構造材として使われます。 忘れられない光景です。 見晴らしが良く、とても赤道直下の熱帯雨林があった場所とは思えません。 今もインドネシアでは毎年、あちこちで森林火災が発生しています。
その後も道を進んで行くと、木材を積んだトラックが追い越していきました。 ツバメの巣は食材として高値で売れるため、人が住む様な建物が、ツバメ用に使われています。 需要があるから供給する。 パーム油もツバメの巣も同じです。 熱帯雨林の火災跡地に出来ているのが、なんとも残念な感じです。 次はアブラヤシプランテーションへ向かいます。 その4へ続く |