竹林の会/エコの庵/小さな植林隊





環境情報 平成27年(2015年) 8月15日(土)






気温が上がる原因と思われるもの 焼却炉の数


大きく分けて2つあります。
1つは、二酸化炭素など温室効果ガスの増加による、温暖化。
火力発電所では、石油、石炭、天然ガスを燃やし、
自動車はガソリンや軽油を燃やして、結果、二酸化炭素が排出されているのは
良く知られているところ。

もう1つは、蓄熱や排熱などによる都市型の気温上昇であるヒートアイランド現象。
昼間の太陽からの熱エネルギーを、コンクリートやアスファルトや自動車の車体などに
溜め込み、周囲の気温を温めます。他にエアコンの排熱が熱いのも良く知られていますね。


さてその他にはどういうものがあるか思いつきますか?

例えば、日本のごみの焼却施設は1172もあります。(平成25年度)
ごみを燃やしたときに二酸化炭素が排出されています。


焼却炉数 環境省 (P16にあります。) 画像をクリックするとダウンロードできます。


*しかしその後、「平成30年12月12日 環境省中央環境審議会
大気排出基準等専門委員会(第8回) 」で公表された資料では、焼却炉の数は
一般廃棄物焼却施設は2636、産業廃棄物焼却施設は1105で、合計すると
3741もの焼却施設がある事を報告しています。以下の画像。

画像をクリックするとダウンロードできます。12ページ目にあります。


平成25年と平成30年の資料を比べると数が全然違います。
なんていい加減なのかとあきれてしまいます。
一応、新しいほうが正確だろうと思いますが、この様な感じだと
また後年になって大きく数が違ってくる可能性もあります。


また、発電所は二酸化炭素の排出だけでなく、
温排水という冷却に使用している海水を海に流しています。


原発は海水温より7度高い温排水を毎秒70立方メートル、
火力発電所なら毎秒40立方メートル排出しています。(1級河川並み)


発電所以外にも、鉄工、石油精製、石油化学等の工場や事業所からも
同じ様に温排水が出ています。


参考:温排水 環境への影響
http://hunter-investigate.jp/news/2012/03/post-179.html


2011年、原発の爆発事故以来、日本の原発は安全点検の為、
運転が中止されました。

運転が停止した事により、原発からの温排水がなくなり、
海の生態系が回復したという報告があります。


参考:報道特集「原発の長期間停止・海の生態系に劇的変化」(2014年4月12日)

原発の長期間停止:海の生態系に劇的変化(1)


原発の長期間停止:海の生態系に劇的変化(2)


映像がなくなってしまいましたが、以下のサイトに文字越しと
画像つきで詳しく解説してありますのでご覧下さい。

参考:みんな楽しくHappy?がいい♪






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