竹林の会/エコの庵/小さな植林隊





環境情報 平成27年(2015年) 3月18日(水)






ビニール袋を誤食する鳥の映像


食べ物の匂いが残っているビニール袋を、鳥が餌と勘違いして
食べてしまっています。



胃の中に入ったビニール袋は、出てくる事はないでしょう。
それによって胃の中は狭くなり、食べ物が少ししか入らなくなります。

お腹が空いているのに食べれない。
きっと、痛みや苦しみや違和感を感じているでしょう。

鳥は自分の状況が理解できず、医者に診てもらえる訳もなく、
手術で取り出される事もありません。

徐々に体力が衰えていき、いずれ死んでしまいます。


こんな事があっていいのでしょうか?

人間が身勝手に自然界に放出したごみによって、
他の生き物達が、ごみをえさと間違えて食べてしまう。

つまり、自然界にごみを捨てたり、あるいは意図的でなくても
無意識に物を落したりなくしたりするのも同様、
自然界に人工の物を置き去りにした段階で、
動物達にごみを強制的に食べさせる事になる、という認識を持つ必要があります。



人間が引き起こした問題は人間が解決していかなければなりません。

他の生き物を傷つける行いを続ける事は、いずれ自分達人間にも還ってきます。






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