小さな植林隊

環境情報 平成23年3月16日(水)



テレビの報道では


今朝のニュースでこの様な報道をしていました。
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「日常」
東京・ニューヨーク間     190マイクロシーベルト
胃検査エックス線       600マイクロシーベルト
日常生活 (自然界から) 2400マイクロシーベルト/年間

「昨日観測された放射線」
東京     0・81マイクロシーベルト
さいたま市  1.22マイクロシーベルト
福島市    23.88マイクロシーベルト
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東京とニューヨークを飛行機で移動するとこれだけ被曝する、
だからそれと比べれば、今回原子力発電所から流出している放射線物質の量は
気にすることではないと。

しかし、被曝のことを考える際に、この数字だけを比較するのは正確ではありません。
東京・ニューヨーク間からの放射線は宇宙からのもので、外部被曝です。
外部被曝は、その位置を移動すれば、その後被曝しないで済みます。

しかし、今回は放射線を発する放射性物質そのものが大気に放出され、漂っています。
放射性物質を体内に取り入れてしまうと体の内側から放射線を発せられる内部被曝となります。
内部被曝の場合は、細胞のすぐとなりに放射性物質があるので、
放射線から逃れることができません。
外部被曝は一時的ですが、内部被曝は長期にわたります。
だから数値が低いからと言って安易に安心はできません。
放射線はDNAを破壊するからです。

また、日常生活のところは2400マイクロシーベルト/年間とありますが、
東京・ニューヨーク間の移動や、胃のエックス線写真のような一時的なものと、
年間の被曝量を同列で掲載するのは誤解させる表示方法です。
少なくとも365日で割って6.57マイクロシーベルト/日と表記すべきです。

また、エックス線に関しては妊婦は受けてはいけません。
おなかの中の胎児に影響が出てしまうからです。
そういうことも同時に伝えなければいけません。

ちなみに今日午前までに測定された福島第一原発付近の放射線は

16日
2399マイクロシーベルト
1361マイクロシーベルト
10000マイクロシーベルト(10ミリシーベルト)

午前中はこのような測定結果でした。
改めてニュースで報道していたものと比較しますと、

「日常」
東京・ニューヨーク間  190マイクロシーベルト
胃検査エックス線    600マイクロシーベルト
日常生活         2400マイクロシーベルト/年間(1日あたり6.57マイクロシーベルト)
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どれだけ放出されているかがわかります。

もちろん、空気で拡散はされます。
ただ、10ミリシーベルト、400ミリシーベルトという数字は計測する地点での数字なので、
建屋から放出しているところからは少し離れ、拡散されていてこの数字です。

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