小さな植林隊





環境情報 2007年7月14日(土)






中国の氷河が温暖化で急速に溶ける


中国科学院の報告によると、中国北西部の巨大な氷河が1964年に比べて20%が溶解し、
降雪線も60メートル近く後退しているとの事。

また氷河内部の温度も過去20年間で10%も上昇しているという。

(2007年7月14日 AFPBB NEWSより 一部要約)
<感想>
氷河が溶けている情報もよく聞くようになりました。
調べるほどに事実がわかってきているのでしょう。
放っておけば、いずれあらゆる氷河が溶けて海水面が上昇する事になります。

ちょっと話は変わりますが、オランダでは世界で海水面が上昇するのを見越して、
新しく水に浮く家というのが開発されているそうです。

それを見てすごいとは思いましたが、しかし実際、
陸地が水没した状態で人は生き残れるのでしょうか?

短期で見れば大丈夫かもしれませんが、長期で見れば無理だと思います。
人間だけ生き残っても他の動物、植物が死滅したら食べるものがなくなるからです。


なので水に浮く家というのは現実的にはあまり意味がないように思えます。
かつて陸地だったところがあたり一面水没し、その水面にたくさんの家が浮いている
光景を想像すると、異様な感じがします。
仮にそんな状況で生き残っても、死ぬまでの恐怖の時間が余計に増えるだけでしょう。

そうなった時はもう地球を元に戻すなんて事は不可能。
あとは行き着くとこまで行くしかなくなるでしょうね。

人間だけが生き残って、他の動植物は本や映像でしか見ることができない未来なんて
悲しすぎます。






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