竹林の会





活動報告 平成26年(2014年) 8月3日(日)






竹水鉄砲作り体験


毎年夏に恒例となっている、竹の水鉄砲作り体験を、8月3日(日)、
(財)戸田市公園緑地公社と協力して道満グリーンパークで行ってきました。

最初に竹のお話と森のお話。
私が管理している竹林の事や竹の特徴、それと森の事などをお話しました。
暑かったので、水と風の力を使って気化熱で体を冷やす方法もお伝えしました。
詳しくはこちら

竹と森の事についてお話中。 ちょっとしたお遊び中。

一通り説明が終わったら次は、参加者に竹をのこぎりで切ってもらう作業に移りました。
筒になる直径10cmくらいの竹を切り、次に押す棒になる細い竹を切ります。

最初にお父さんが切っていましたが、途中で、子供が自分もやりたいと言ってお父さんと交代。
子供は一生懸命切っていましたが、やはり途中で疲れて、またお父さんと交代。
お父さんも途中で疲れてきて、また子供が交代し、最後無事に切り分ける事ができました。
見事な親子の連携でした。
今の子供は普段のこぎりを使うことがないようで、大変そうでしたが、
いい経験になったと思います。

お父さんとお子さんが協力して竹を切っています。

竹を切り分けたら次は、キリを使って筒の先に穴を開けます。
筒の先端は節が残してあります。その中央に一箇所キリで穴を開け、水の発射口を作ります。

竹の節は薄くて柔らかいので結構簡単に開きます。

そして、押す棒の先端に切ったタオルを巻いていき、
筒の内側の大きさとちょうどぴったり合う大きさにします。ここが一番難しいところ。

隙間があると水が漏れてくるし、きつすぎると棒で押すことができません。
水を筒に入れて発射してみて、だめなら巻き方を調整します。

快晴の中、のんびり行いました。

そうしてなんとか丁度いい具合になって、うまく水が飛ぶようになったらみんなで水鉄砲で
水をかけ合い。私一人対子供全員でしたが、負けずに打ち返しました。

完成したら打ち合いです。みんなばっちりできていました。 一対全員。子供達は情け容赦ありません。笑

暑い日でしたので、水が大変気持ちよく、子供達も楽しんでいました。

最後、みんなで記念撮影。

気がつけば、子供達も私も全身ずぶ濡れでした。

でも、親御さんたちは、ちゃんと子供の着替えを持ってきていたようで、
「着替えてから帰ろうね」といっているのを聞いて、
そんなことを考えずに着替えなど持ってこなかった私は、みんなずるいな〜と思いました。笑

ずぶ濡れで自転車に乗って帰るのは変かなとちょっと思ったのですが、
まぁ夏だし、すぐ乾くからいいかと、あまり気にしませんでしたが。笑

それこそ、水に濡れた状態で、自転車をこぐと、気化熱で体が丁度よく冷えて
気持ちよく帰れました。


*余談ですが、終了後、少し体を乾かすのも兼ねて、路上販売していたベルギーワッフルを
購入して食べていたら、次のお客さんが、犬を連れてきました。
そのお客さんが購入している間、犬の様子が、変でした。
立ったり座ったりという行動を忙しくしていました。

もしかして、と思って、地面を触ると、コンクリートの表面は、夏の太陽の日差しを受けて
とても熱い状態で、5秒と触っていられませんでした。やけどするくらいの熱さです。

その犬は、当然靴などを履いているわけでもなく、肉球で体を支えているので、
大変なストレスだったと思います。

途中で飼い主が気づいたのか、それともたまたまかわかりませんが、
犬をだっこしたので、私もほっとしましたが、一応、飼い主にそのことを伝えました。

また、緑地公社へも連絡して、何か改善策を考えてもらうように伝えました。

犬や猫など動物を飼っている方、特に犬の散歩は、夏の日差しが出ているときは、
地面がやけどをするくらい大変熱い状態になっているので、お散歩は控えて、
涼しくなった夕方以降、もしくは早朝に行うよう注意してもらえればと思います。





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