竹林の会/小さな植林隊





雑記 平成28年(2016年) 8月12日(金)






ひっくり返ったせみは


この時期、せみが道端にひっくり返っているのをよく見かけます。

道端に倒れているせみを見かけたら、私は人差し指を出します。
するとせみは足を指先に絡ませてくるので、簡単に救えます。

普通、せみは手で掴むとジージー鳴いてうるさいですが、
このやり方だと、せみは自分からくっついてきているので鳴きもせず、
非常におとなしいです。


指先にくっついた状態で、木の幹まで持っていくと、
後は勝手に動いて移動します。


ちなみに、せみは安堵すると、くちばしを立てて
樹液を吸う行動をしてきます。

それを皮膚の上でされると痛いので、くちばしを立ててきたら、
腕を少し振って緊張させます。

指先にくっついている状態だと、せみをじっくり観察することができます。
かわいいですよ。
これから先、倒れているせみが増えてくるので是非お試しください。


夏の昼間の道路は灼熱地獄なので、ひっくり返ったせみは
熱くてそんなにもたないと思います。

人間は普段靴を履いているからわかりませんが、
夏のプールサイドや、海の砂浜の熱さを
思い出してもらえばすぐに分かると思います。
おそらく熱くて10秒も立っていられないと思います。

ちなみに都市型の気温上昇、ヒートアイランド現象は、地表をコンクリートや
アスファルトだらけにしてしまった結果です。

暑い夏の弊害である熱中症や日射病を抑えるには、
コンクリをはがし、土に戻し、木を植えるという、極当たり前の事でできます。


犬の散歩も、夏の日中は厳禁なのは言うまでもありません。






戻る





最初