都内一等地にできた森として話題になった「OOTEMORI(オーテモリ)」
2013年10月、東京都の大手町に開業した商業施設「OOTEMORI」には、
その敷地内に3600平方メートルの森を作ったということで話題になりました。
いつか見に行きたいと思いつつ、月日は流れていたのですが、
たまたま生物多様性条約の勉強会へ向かう途中、東西線の乗換えで
大手町の地下通路を歩いていたら、OOTEMORIの案内を見かけました。
時間はあまりなかったのですが、せっかくの機会だったので、寄り道して
見てきました。
敷地全体の3分の1の面積に200本以上の木が植えられているそうです。
当初期待していた様な森という雰囲気は感じられなかったのですが、
一般的にある、人工的な緑地部分(木の数がわずかであとは芝生)よりは
木の本数が多くよかったです。
夏場は木陰ができ、土から水分の蒸発による気化熱で、
ヒートアイランド現象を抑える効果が十分あると思います。
また、鳥や虫などの生息地にもなっているかもしれません。
都内一等地でこのような試みを行った事はとても意義のあることだと思います。
こういった形の施設ができることで、少しずつ町に緑が戻ってきます。
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