竹林の会/小さな植林隊

雑記 平成26年(2014年) 8月20日(水)



「標的の村」(沖縄米軍基地問題について) 上映会に参加


先日の映画とは別に、また別の知り合いが自主上映を行うということで参加してきました。
映画は「標的の村」。沖縄県の米軍基地問題に関する内容です。




沖縄県には、日本にある米軍基地・施設の74%があります。
新たに、新型輸送機オスプレイが沖縄に配備されることになり、
座り込みで住民の人たちがなんとか阻止しようとしていました。

しかしそれに対して、国は裁判を起こして、住民を提訴。
提訴された住民の中には、まだ小さな子供の名前も入っていました。
驚くことに、その子供は、座り込みには参加していなかったのにもかかわらず、
名前が入っていました。

これはSLAPP裁判(スラップ裁判)という、国や力のある団体や企業が、
住民運動などを鎮めるために、言いがかりをつけて弾圧、恫喝目的の裁判の事を言います。

(私は以前、遺伝子組換え食品の問題提起をしたドキュメンタリー映画を見た際に、
遺伝子組換えを行っている企業(モンサント)が農民を提訴していた事例で、スラップ裁判という
言葉を知りました。)


沖縄では10万人が結集して、デモを開催。
しかし、そんな沖縄県民の意思を無視して、オスプレイ配備の実行を国は通達。

2012年9月29日。
住民は、普天間基地への入り口を、自動車を並べ、座り込みをして封鎖するという前代未聞の行動に。
しかし、警察とのもみ合いの末、結局、封鎖も解かれてしまいます。


沖縄県民は、たびたび、こういった座り込みなどによる抗議活動を行っています。
予告なしに国から指令を受けた人たちが来る為、その都度、仕事や家事などを中断して
集まるということを行っています。

これがどれだけの負担になるか。

一部地域の人たちが大きな負担を負うというのは、構図としては、原発と同じです。

もしも私が沖縄の米軍基地の側に住んでいたら、と思うと、心が痛くなります。




日本には、日本列島を囲むように、54基の原発が存在しています。
(4基は福島で事故を起こしましたが)
もし本当に戦争になった場合、相手の国が、日本の原発を照準にあてて普通のミサイルを発射すれば、
原爆を落とさなくても、原爆が爆発するのと変わらない多大な被害を日本に与えることができます。
つまり、原発がこんなにも存在している時点で、日本は戦争などやっても勝つ見込みはありません。
戦争を想定するなら、原発をなくすことがまず先決です。

更に、食料自給率が40%と低いという事も、戦争で不利になる条件です。
兵糧がないのに戦争を行うなど、最初から負け戦を行うようなものです。
同じく、戦争を想定するなら、食料自給率をあげることが先決です。

これらができないようであれば、戦争を想定すること自体、意味がありません。
またできたとしても、日本の場合は、資源にも乏しいので、戦争しても勝つことは難しいことを
第2次世界大戦で学び、平和憲法を作ったはずです。

諸条件を考えれば、日本がとるべき道は見えるはずです。

何よりも、戦争は最大の環境破壊です。

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