小さな植林隊





雑記 平成23年3月16日(水)






北海道幌延市 視察 その4


地層研究センターを後にし、札幌に移動するため、稚内航空へ移動しました。
移動の途中に、稚内メガソーラーの横を通りました。


稚内メガソーラー

色々な種類の太陽光パネルを設置し、角度も変えて、
効率がいい種類、手段を検証しているそうです。
太陽光発電は、火力発電、原子力発電のように燃料を必要としません。
一度作ってしまえば、後は太陽の光で発電できる素晴らしい発電方法です。

資源を求めて争いが起こりますが、太陽光が普及すれば、そういう争いもなくなります。
また、日本は資源が乏しい国のため、石油、石炭、天然ガス、ウランを輸入していますが、
そのために使われている税金も必要なくなり、福祉や環境、教育などに
資金を回すことができます。


翌日、北海道の人達と交流をしました。
このときの話し合いでは主に、学校の授業の中で原子力発電の勉強をしてほしい
という意見が多くありました。早いうちに原子力について知識を持ってもらうことで、
原子力へのアレルギーを持たず、きちんとリスクを把握して管理すれば
大丈夫だと言うことを知って欲しいと言うことでした。

電気などのエネルギーは資源を消費しているものなので、
勉強を早いうちからしていくことは大事なことだと思います。

だた、同時に情報提供は推進派、反対派の情報をしっかり提示していくことが
大事だと私は思います。
偏った情報では、誤った判断をしてしまいます。

特に、日本の原発の技術は優れていると言う、神話のようなものがありますが、
今回の東北関東大震災で、自然災害へは無力であり、また異常事態が連続多発で起こり、
環境へ大量の放射性物質の流出をさせてしまっていることからもわかるように、
どんなに技術が優れていても、人間の作るものに完璧と言うものはありません。

私は、学校への授業の展開はいいですが、今回の震災から学んだことを伝え、
脱原発、そして自然エネルギーの推進でいけるような授業の展開を望みます。
それは次の世代の人達が、元気で健やかに暮らしていくためにも必要なことだと思います。





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