竹林の会





活動報告 平成27年(2015年) 12月20日(日)






竹林整備+竹の楽器作り体験


竹林整備作業は冬が本番です。
竹は水の吸い上げが少なくなり、虫の侵入もないので、
竹材として利用する場合は、冬の時期に切った物が使われます。
薮蚊もいないので作業に集中できます。

檀家さんに頼まれたお墓近くの2本を切り倒してから、
密度の高い場所の間伐を行いました。
竹林の更新も兼ねる為、古い竹から選んでいきます。

筍を生やす力を持っているのは1〜6年生くらいの親竹で、
それ以降は、徐々に筍を生やす力が衰えてくるそうです。

竹林を竹薮(たけやぶ)にしないためには、筍(たけのこ)を毎年全て採ればいいと
思うかもしれませんが、それだと、竹は古いものしか残らなくなり、
竹林としてはあまりいい状態ではありません。

古い竹を切って新しい竹を増やす。
世代交代が、竹にも必要です。


切った竹がとても長いものがありました。
ちょうど持ってきていた測りで測ってみると17、2m。
いつも測っているわけではないのですが、感覚的にはおそらく最も長いような気がします。
切った後、通常は3等分くらいにしますが、この竹は4等分でちょうどいいくらいでした。

切り株で、切り口に節が残っていれば、鉄の棒で押して穴を開けていきます。
古い切り株は、鉄の棒を使って割っていきます。
根元から簡単に割れて結構気持ちよくぱきっといきます。

その後、2月7日の竹楽器作りの準備も兼ねて、練習で竹の楽器を作ってみました。
大体感じは掴めましたが、もう少し工夫も必要です。

竹の演奏会の申し込みを受け付けています。
奮ってご参加ください。







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