竹林の会





活動報告 平成26年(2014年) 4月26日(土)






筍堀り体験 2回目


竹遊びの催しに協力していただいた方を中心に、お礼として筍堀り体験を行いました。
2回目の今日は13人で実施。3つの班に分かれて掘ってもらいました。

小さいスコップを使って少しずつ丁寧に掘っています。  体力がある大学生組はたくさん掘っていました。
大量収穫でみんな大満足。 作ったたけとんぼで遊ぶ図

今年は昨年よりも筍がよく生えていて、今回もたくさん掘ることができました。

子供達の反応は面白いです。
筍を見つけると毎回「遠藤先生〜!」と言って私に報告に来てくれていました。
そこらじゅうに生えているんですけどね。(笑)

筍堀りの後は、大学生の希望により、竹とんぼ作り体験を行いました。
最初はなかなかうまく飛ばないのですが、羽根の削る角度や薄さ、軸の重さなど
微調整を繰り返していくとだんだん飛ぶようになってきます。
最終的にはみんなうまく飛ばしていました。

環境の話や大学生が今勉強していることなどお話しながらのんびり作って楽しかったです。

筍堀りを振り返り思う事、それは、
「人と自然は共に生きていくもの」、という事です。
自然の恵みを得て、私達は生きています。

日々の食べ物は、遠くから運ばれてくるので
普段意識する事はあまりないと思いますが
食べ物を作る自然の場所は大切です。

自然を汚染したら、結果的に食べ物や空気、水を通して、私達の体に入ってきます。

自動車や火力発電所から出る排気ガス、PM2.5、酸性物質、
今も福島原発からもれ続けている放射性物質、
ごみ焼却場から出る、ダイオキシン、環境ホルモン、
工場や家庭から排出される汚染水など。

そういったものが、植物や動物の体に取り込まれ、巡り巡って私達の体に戻ってきます。
水俣病など、日本の過去の公害からも学ばなければいけません。

身近に食べ物を作る場所があれば、自然を汚してはいけないという事は
もっとすぐにわかるかもしれません。

更に一歩進んで、その自然を汚す原因は何か、
今の生活様式をあらためて考えるきっかけになると思います。

子供達が自然の中で、安全に遊べる空間を、安全な食べ物が作れる空間を
次の世代以降にも残していけるといいですね。

ご参加有難うございました。
また来年もよろしくお願いします。





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