小さな植林隊





2007年 10月13日(土) 第6回  枝打ち 埼玉県毛呂山





10月13日(土) 7時25分 大宮駅川越線ホーム集合


今回のメンバーはかずさん、いとうちゃん、くに、ちはるちゃん、けいこちゃん、まさや、私の7人に、
11月3日(土)に一緒に温暖化をテーマにしたパーティをするIYFのメンバー、
たろう、とくちゃん、あやちゃん、ピッピ、にっしん、ヨッピー、いっちゃんを合わせた、合計14名です。

まさや以外の小さな植林隊メンバーは大宮で集合し、みんなで東毛呂駅へ行きました。
8時43分に東毛呂駅に着くとまさやと、IYFのみんなは同じ電車に乗っていました。
改札を出ると埼玉農林公社の方が迎えに来てくれていました。

駅からはタクシーで鎌北湖近くの駐車場まで送ってもらいました。

今回小さな植林隊とIYFのメンバーの多くは初対面だったので始まるまでにお互い簡単に自己紹介。
IYFのみなさん。オリジナルTシャツでバッチリ決めてます。

その後11月3日に使う映像を撮影しました。

そして今回作業するに当たって3グループに分けてほしいとのことでしたので、
両チームが混ざるように3グループで分けました。
埼玉森林サポーターの方々も来ていて、私たちのリーダーとして、同じく3つのグループに分かれました。

開会式の後にヘルメット、軍手、そしてのこぎりを腰に装備して準備完了。
チームごとに現場まで歩いていきます。


少し歩くと左手に林が見えてきました。
そしてその林の中へ。
最初、ここは足尾よりも厳しい、と思いました。

斜面が急で若い木(9年生、平成11年植栽)がたくさん生えていて枝が自分の目線くらいにあります。
見通しが悪く、歩きにくかったので最初少し不安でしたが、少し歩くと状況に慣れてきました。

各グループが持ち場に着くとリーダーの方が枝打ちの仕方等、いろいろ説明してくれました。


今回枝打ちする木は檜(ひのき)です。

枝打ちをすることで林内に光が入るようになり、下草が生えることで多様な生態系をつくり、
また雨が降っても土壌の流出が起こりにくくなります。

また、木材として加工したとき、きちんと枝打ちしてあると節のない、商品価値が高いものになります。
そのため木材の質に影響する重要な意味を持ち、通常ではボランティアには簡単にはさせてくれないとの事でした。

それから、枝を切るということは木を傷つけるということで、そこから病原菌が入って
木が駄目になることもあるので、できるだけ丁寧にやることが大事ということでした。
枝座(しざ、木の幹から枝が生えてる部分で、太くなっているところ)と枝の境目を切るのがいいとのことでした。
木を見るとすぐわかります。

説明が終わり作業開始です。
のこぎりを使って枝を切っていきます。
ここの檜は植林されたもので、大体等間隔に生えていました。
そこをみんなで横一列になり、斜面を登るほうに進んでいきます
作業は速さよりも丁寧さを重視です。
普段のこぎりは使わないので楽しかったです。

前半終了し、昼食です。
各自持参したお弁当をその場で食べます。

辺りを見回すと作業して枝がなくなったところは光が入ってきて明るくなっています。
草刈の時もそうでしたが、一見単純作業できつそうな感じですが、実際は夢中になってしまいます。(^-^)
やったことで変化が目に見えるので飽きないんですね。

どんどんやってやろう、そういう気持ちになりますが、雑になってはいけません。
枝を切るということは少なからず、木を傷つけていることです。
それを忘れないようにしなければいけません。


さて、後半が始まり、作業を順調にこなしていると、私の隣で作業していた
かずさんが太い木があると言ってきました。
見てみると檜以外の自生した木で大体直径15cmくらいですが、切り落としている枝に比べたら何倍もあります。
リーダーに聞いてみたらそれも切る対象との事なので、かずさんがその木の幹を一生懸命切ります。

その木の樹高は大体3m位だったと思いますが、切り倒したときはその辺りが一気に明るくなりました。
かずさんも満足気。笑
今回は枝打ちなのに、間伐体験までしていました。
ちょっとうらやましく思っていたら私の前にも大物が出てきました。

それは檜だったのですが、樹冠が雷か、風等によって折れてなくなっていたのです。
これは切ってしまっていいとのことでしたので、邪魔な枝を先に落としてから、がりがりやりました。
同じく辺りが一気に明るくなります。見事切ったときは爽快でしたね。(^-^)

それから桐(きり)の木も生えていました。
初めて桐をのこぎりで切ったのですがとてもやわらかく、簡単に切れました。
木材としてみると加工しやすくていいものなんだということが実体験としてわかりました。


14時30分頃作業は終わりました。
記念にIYFの代表たろう君と一緒に写真を撮りました。
背景の林の中が明るいのがわかるでしょうか。目に見える成果がでて満足です。たろう君は隣のグループでしたがこちらに声が聞こえるくらい元気一杯に作業していました。笑


最初に集まった集合場所に戻ってアンケートを書き、閉会式です。

最後農林公社の方に感想を言ってほしいといわれみんなの前でスピーチしました。
突然振られてちょっとあせりましたが、多分変なことは言ってなかったと思います。笑

そして最後にみんなで記念写真。
まさに老若男女、みんなで協力して活動しました。色々有難うございました。

これで今回の枝打ちは終了、その場で解散となりました。


次に私たちとIYFのみんなは一緒にタクシーで体育館まで行き、バスケです。(^-^)

移動した後に気づいたのですが、私は手袋を集合場所に忘れてきてしまいました。(^-^;)
まだ買ってからそんな経ってなかったのでほんとがっかり。
新しい手袋はすでに買いましたがちゃんと名前を書いておきました。
みんなも自分の持ち物には名前を書いておくといいですよ!


さて、バスケですがたろう君の希望で小さな植林隊チームと
IYFチームで分かれて勝負ということになりました。
一部の人を除き、みんな久々のバスケだったと思います。
ボールを追いかけ夢中になるのですが体が。。笑
私は心臓が破れるんじゃないかと思いました。笑

くにとまさやは現在もやっているので余裕な感じでした。

人数調整のためヨッピーは私たちのチームに入ってもらったのですが
プレイしながらも、IYFメンバーの弱点を見事分析していました。
しかもゴール下のディフェンスは結構熱くて頼もしかったです。

あやちゃんがドリブルで攻めてきたのでディフェンスしようとカットに入ったら
「ちょっと、なにぃ〜」と言われました。笑
なにぃ〜って、バスケなのでカットしようとしただけなんですけど、
どうやらあやちゃんの中ではそれはありえないことのようです。笑

たろう君は現役でボクサーだけあって体力は余裕でした。
試合終わって休んでいるとすぐ次やろうという声が。
おかげでたっぷり試合ができました。笑

時間ぎりぎりまでやって体育館を出たのが17時10分頃。
爽やかな汗をかいたところで変顔写真です。笑

ここからバス停まで歩き。
いい感じの田舎風景でした。

バス、電車と乗り継ぎ、最後は川越で飲みです。
IYFメンバーとのお疲れ会兼交流会で2〜3時間楽しく飲みました。(^-^)

この日は丸一日一緒でしたね。
のこぎり使ったり、運動したりしましたが怪我がなくてよかったです。
これからも一緒に環境保護のためがんばりましょう。
朝早くから夜までお疲れ様でした。(^-^)/






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