小さな植林隊
2007年 5月26日(土) 第2回 植林活動、ナイトウォーク 栃木県足尾
5月26日(土)6時20分上尾集合 一週間前の天気予報では雨だったのですが今回も見事に晴れました。 参加者は私、ひでさん、くに、修ちゃん、まささん、てっちゃん、かずさん、 まさみちゃん、りえ、けいこちゃん、ゆきんこ、ちはるちゃんの総勢12人。 今回の作業も足尾でしたが、開始時間が10時30分と前回より遅かったので 金曜夜出発ではなく、土曜の早朝出発にしました。 栃木インターを降りてから途中コンビニでトイレ休憩と朝食を買って下道で足尾まで向かいました。 先月来たときとは違って周りは新緑で覆われており、快晴だったせいもあって、廃墟の見え方が違っていました。
到着は10時30分頃。ぎりぎりというか開会式が始まっていました。 受付で手続きを済ませたとき、メールでやり取りをしていた森びとプロジェクト委員会の高橋さんが 私のことを覚えていてくれてわざわざ名刺をくれました。 若い人に来てもらうのは大歓迎との事でした。 会場ではブルーシートが敷かれ、そこに参加者の人たちが座り、代表、来賓の方の挨拶を聞いていました。 今回は、2006年第15回 財団法人 旭硝子財団 地球環境国際賞「ブループラネット賞」を受賞した 宮脇 昭 先生が来ていました。 ブループラネット賞とは環境部門のノーベル賞といわれるほど権威のある賞で、 これまでに20名を超える受賞者がいますが、日本国籍の日本人の受賞者は今度の宮脇さんが初めてです。 また隆司が通う横浜国立大学の名誉教授でもあり、現在は先生が植えた木により 横浜国立大学は潜在自然植生の緑に囲まれています。 宮脇先生は壇上で今回植える木の種類と植え方、競合させることの大切さをみなに説明していました。 木も人もいろいろ混ざって競い合いながら成長するとたくましくなる、まさにその通りだと思います。 それからサンデーモーニングに出演している、森びとプロジェクト委員会理事長の岸井成格さんも参加していました。
開会式が終わると班ごとに移動するので順番が来るまでテントの下で待機していました。 今回は一人一人にヘルメットと移植ごてが渡され、参加者も班分けするなど、きちんと組織されていて、 さすが日本で一番木を植えた宮脇先生が指揮するだけはあるなと思いました。
第25班もやっと移動開始。 今回も結構急な斜面での作業でした。 森びとインストラクターであるリーダーの成田さんが植え方を教えてくれました。 足尾の土は亜硫酸ガスで酸性度が高く、植物にとっては育ちにくいものなので、穴を70cm×70cm×70cmとかなり深く掘り、 そこに市販されている黒土と腐葉土を、まずは黒土、そして腐葉土を入れ、そして混ぜます。 宮脇先生の「まじぇるまじぇる」です。 そこに苗木を植え、最後に掘った土をかぶせ、その上に草を被せ、土の乾燥を防ぐのと、他の雑草が生えてこないよう、 マルチングをします。 この、穴を掘って土を混ぜる作業は結構大変でした。 今回の苗木の割り当ては一人7本です。
今回の植樹に参加したのは総勢830人で植えた苗木の本数は5000本との事でした。 そのうち12人×7本=84本は私たちですね。微力ですがちゃんと貢献しました。(o^-')b ただ、上の左の写真を見てわかるとおり、今回5000本が植えられたとはいえ、 山から見たらわずかな点、位の面積での植林でしかありません。 足尾は上の右の写真のようなはげ山の状態がたくさんあります。 しかも木は植えてすぐに成長するわけではありません。 地球温暖化がどんどん進行している現状ではもっと多くの人が参加して 今のうちから、将来成木になる苗木をたくさん植えておきたいですね! 今回植えた場所に第25班のプラカードが立てられるので、来年また来るときが楽しみです。 木の成長に負けない位、私たちも成長しましょう。(^-^)/ 今回も植林お疲れ様でした。 これからもバンバン植えて行きましょう!(^-^)/
おまけの写真コーナーです。
15時30分に解散し、さあ宿へ移動、と思ったら駐車場近くに川が流れていて 思わず寄ってしまいました。
結局16時過ぎに出発しました。 途中、前回私が頭頂部をぶつけた例の仏像がある道の駅で休憩、 1ヶ月ぶりに改めてお詫びしておきました。
宿に到着したのは18時15分頃。またオーバーしました。(´〜`;) オリエンテーションで施設や、周りの環境などが映されたスライドを見てから、 すぐに食堂へ行き、夕食をとりました。 夕食後はキャンプサイトに移動し荷物を置きに。私は事務手続きで別行動していたので見れなかったのですが みんなはムササビが木から飛ぶところを見たようです。 本来ナイトウォークをやる予定だったのですが、マップを購入できるのが食堂の売店だけというのに 後から気づき、すでに売店は閉まっていたため、ナイトウォークはできませんでした。笑 その代わり肝試し。 2人ずつペアになって、かなり広い範囲の林の中を30分くらいかけて移動しました。 全く光がないので懐中電灯だけが頼りですが、私とまさみちゃんペアはあえて懐中電灯は使わずに 月明かりのみで行動しました。 最初は真っ暗に見えた林の中もだんだん目が慣れてきて月明かりでも十分でした。 途中、沼と小さい小屋のような休憩所が見えてきて、そこに行くときが結構怖かったですね。 後ろではキャーキャー言う声が。誰かが誰かを脅かしていたようです。笑 キャンプサイトに到着したとき、くにとゆきんこは心霊写真を撮って遊んでいました。 懐中電灯の光を下から当てるといい感じに怖く撮れます。 そこで適当に怖い顔をしてパシャリ。 恐ろしい心霊写真ができました。( ̄Д ̄;)
5月ということでまだ虫等がほとんどいなかったのがよかったですね。 夏だとおそらく私は林の中を歩こうという気にはならないと思います。笑 たっぷり夜の林を満喫したら後、風呂に入りました。 その後はテントに戻りゲームです。
テントに戻ってからもまだやってました。笑
さて今回やったのは聖徳太子ゲームですが、 6人ずつの2つのチームに分かれて、片方のチームがみんな同時に1文字ずつことばを発します。 相手チームはそれを聞いて6文字の単語を当てるというものです。 聞き取りと推理が必要になるのですが思った以上に難しく、単純な単語でもかなり苦戦しました。 あまりにも難しかったので途中から一人が3文字の単語をみんなで一斉にいうルールに変えました。 こっちの方がまだ簡単でしたね。 相手チームが想像できなそうな難しい単語をみんなで色々考えているときが面白かったです。 また発した声の大きさがでかい人と小さい人がでてわかりにくいので、出題する前に声の調整もするようになりました。 最初は「いっせいのっせ、あ!」だったのですが途中からなぜか「いっせいのっせ、まさみ〜」になってました。笑 そしてその発声は深夜2時30位まで夜の林の中に響きました。笑 こうして内容盛りだくさんの1日目は終了しました。 朝から夜遅くまでお疲れ様でした。 ちなみに自分のテントに戻るとき、周りが肝試しをしたときよりも真の闇になっていてほんと怖かったです。(^-^;) 戻 る TOP |