小さな植林隊

環境情報 平成23年3月15日(火)



核種


放射性物質を体内に取り込んだ場合、核種によって集まりやすい場所があります。

プルトニウム、ストロンチウム、ジルコニウム、
皮膚 クリプトン
肝臓 コバルト、セリウム
筋肉 セシウム
腎臓 ウラン、ルテニウム
プルトニウム
生殖腺 プルトニウム、セシウム
甲状腺 ヨウ素

ヨウ素131がよく話題になりますが、これは放射性ヨウ素です。
しかし、人間の体は普通のヨウ素と同じように栄養素として取り込み、
甲状腺へ送られます。
放射性ヨウ素は甲状腺で放射線を発し続け、まわりのDNAに影響を及ぼします。
それが甲状腺がんを誘発します。


半減期
核種によって半減期も異なります。
クリプトン85 10.8年(ベータ線)
トリチウム 12.3年(ベータ線)
ストロンチウム90 29.1年(ベータ線)
ジルコニウム95 64日(ベータ線)
ヨウ素131 8日(ベータ線)
セシウム137 30.1年(ベータ線)
セリウム144 284.9日(ベータ線)
プルトニウム239 24100年(アルファ線)
ウラン238 45億年(アルファ線)
ウラン235 7億年(アルファ線)

ここにあげたのは一例で他にもたくさんあります。
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