小さな植林隊






雑記 2007年 1月27日(土)





2007年1月27日(土)AM 3時 おかしい


なんて暖かい日だろうって思った。
まだ1月の下旬だというのに3月のような感じだ。

今年はまだ雪は降っていない。
この調子だとこのまま春を迎えそうだ。

単に暖かいと喜んではいられない状況。

温暖化という言葉はもうどこでも聞くようになった。
しかし、みんなはどれくらい危機意識を持っているのだろうか?

寒ければエアコンをつければいい、
暑ければエアコンをつければいい。

便利だからちょっとそこまでも車で、
いちいち消すの面倒くさいからつけっぱなし、
干す手間を省くのに乾燥機。

化石燃料のエネルギーを使っていれば
その分地球に負荷がかかる。
そのことを知らないかのごとく、ただ条件反射的に
人は快適さを得るためにエネルギーを使う。

化石燃料はもともと地中にあったもの。
それを使い続けるということは、つまり
CO2の濃度は排栓のない湯船にそそがれる水のごとく
ただ増える一方。

CO2が増え続けることは、つまり気温の上昇が
継続することになる。

温暖化が続けば将来はいずれ限界がくる。
仮に人間はなんとか快適さを技術によって保っていても
周りの環境は耐えられない。

生態系がおかしくなり、動植物で絶滅する種もある。
さまざまな生き物の生息圏も変わる。

人は他の動植物を食べて生きている。

それはつまり、他の動植物に重大な変化が
起こっているのに人間だけ変化がなかったかのように
すごすのは不可能なことを意味する。

人間は他の生き物と同じ、動物の一種だ。

地球に深刻なダメージが起こったとき
人間にも深刻なダメージは発生する。

地球は今悲鳴をあげている。

人間が病を患ったときに体に痛みや、
おかしな症状が発生するのと同じく、
地球もすでにその症状をあらわにしている。

一極集中型の豪雨や、異常な大きさのハリケーン、
森林の自然発火、砂漠の拡大。

地球は自分で自分を痛めつけている。

このおかしな症状、原因は何か。

人間が、地球が許容しうる範囲を超えたダメージを
与え続けているからだ。

多くの人は知っている。
今、地球がどの方向に向かっているのか。

でも多くの人は対処をしていない。
小さなダメージを与え続けている。

ちょっと考え方を変えればなんでもないこと。
エコをすることは不便になると思っていても
いざ実践してみると意外とそうではない。
むしろ新しい快適さに気づく。

夏に夕立が降った後、気持ちいい涼しさになること、
冬の寒いなか、暖かいやさしい日差しが入ってくること。

自転車で風を感じながらゆっくり走っていると
今まで気づかなかった鳥の声、草の香り、
きれいな植物、景色、いろんなものが五感を刺激する。

電気を消して窓の外を見ると星がきれいなこと。
太陽の光で洗濯物を干すと気持ちいいこと。


みんな自然は好きなはず。
嫌いな人は絶対いない。
なぜなら人は動物で、動物は草木に頼り生きているから。
共存共栄。
つまり自然は本能。
もともと生まれたころより、そして太古の昔から
その脳裏に刻まれている。
人間が作り出した化学物質とはまったく違う。

好きならば守ろうという気が起こるはず。
起こったならばそれを行動に移していけばいいだけ。

自分たちの代で地球を再生不可能な状態にするのは
申し訳ない。

もし地球が滅びるならそれは天災と呼ばれるものによって
滅びる以外はあってはならない。

地球は今病気の患者。

やさしく介抱していこう。
そして元気なもとの状態に戻していこう。
すべての動植物が滅びることのないように。
きれいな景色をなくさないように。

(この記事はこのサイトが作られる前に感じた事をこちらに転載しています。)






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