小さな植林隊
環境情報 ２００７年８月９日（木）
| 日本 京都議定書で定められた削減目標、達成困難か 政府は７日、２０１０年度の温暖化ガスの排出量が１９９０年と比べ ０．９〜２．１％増えるとの見通しをまとめた。 排出権購入や森林整備など現在固まっている抑制策を実施しても、 京都議定書で日本が公約する９０年比６％の削減は難しい情勢。 政府の目標達成計画では、森林吸収で３．８％分、 途上国での削減プロジェクトで発生した排出量の取得などができる 京都メカニズムを利用して１．６％分を確保することになっているが、 目標より１．５〜２．７％分（２０００万〜３４００万トン）不足する。 公約達成には、家庭とオフィスの排出量合計の５％強に当たる、 少なくとも２０００万トン超の追加削減が必要になる。 地球温暖化の防止をめざす京都議定書の削減目標は、０８〜１２年の平均排出量が対象。 来年に対象期間が始まるため、環境省と経済産業省は削減状況について共同で試算した。 （日経）（asahi.com） |
| ＜感想＞ 京都議定書の目標を日本が守れないとなると他の国も目標達成を 簡単に断念しやすくなる傾向が出てきそうで怖いですね。 すでにカナダは今年４月３０日に京都議定書の目標達成を断念しています。 （新たな目標を設定しましたが） 日本は、環境先進国となる為にもこの目標は絶対守りたいところですね。 つい先日ＮＨＫでやっていましたが、日本のみんなが 携帯電話の充電器を毎回コンセントから外すと１年で 二酸化炭素が５万トン削減できるようです。 これを木に換算すると３５７万本分になるとか。 たった携帯の充電器のコンセントを外すだけでこんなに 二酸化炭素が削減できるとは驚きですね。 まさに「ちりも積もれば」です。「普段植林できない部分を省エネで代替」 と考えるといいですね。 これなら２０００〜３０００万ｔ位はできそうな気もします。 ２０１０年辺りから本格的な温暖化が始まるというのを イギリスの研究チームが発表しました。 ほどほどならいいんですけど、暑すぎるのは嫌ですね。 みんなで省エネ（代替植林）の習慣をつけて、 まずは日本の京都議定書の目標達成しましょう！(^-^)/ |